岐阜ペインクリニック卯月医院
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院長  加藤 利政

 平成24年は天文ショーのオンパレード。金環日蝕、金星蝕、閏年、閏三月、おまけに閏秒と言った様々な現象が見られた。何も無いと思われた平成25年にも名前を忘れて恐縮だが、一衛星か一小衛星が消滅してしまい、話題となった。平成
26年は閏九月があった。平成27年は全く何も無かった、ガックリ・・・・・。平成28年は閏年である、ルンルン。そもそも閏年は、西暦年号が4の倍数の年にあたるが、100の倍数の年を省く事を知る人はあまり多くない。そしてスーパームーンもあったらしいが、曇天のため、恩恵を受けた人は少なかったようだ。平成29年は閏の当たり年。まず正月に閏秒が1秒あった。そして閏月もある。即ち夏至と大暑の間に月の満ち欠けが一回存在するため、閏五月ができてしまう訳である。 平成30年は1月18日に宇宙航空研究開発機構が小型ロケット「イプシロン」3号機を打ち上げ、掲載した民間小型地球観測衛星「アスナロ2」の投入に成功した。今後も各種ロケット発射の報道がなされるであろうが、全てこの手の科学的な目的であって欲しいと思うのは私だけであろうか。
 こんな事が言えるのは太陰暦を少し理解したからである。旧暦を勉強し出して、早十余年。太陰暦では一月が29.5日、若干短い。でも一年となると11日も早回り。だから亡き母の誕生日の大石内蔵助が討ち入りした日が、実は映画やTVでみる雪の夜でなく、熱帯夜の可能性も有ると考えたのが事の始まり。ここから苦闘が始まった。米国居住中に知り合ったScottは修士課程にあった数学者、Computer languageはお手の物で、自分でprogram を作っていた(英語が喋れるので、当たり前か?)ので、我々は in situ hybridyzation 標本の銀染色staining数を測定するprogram作成をお願いした。その際彼の仕事ぶりを見て、今までcomputerを使いこなしてきたと思っていた自分が、実はprogramに弄ばれていたという現実に気が付いて以来、computerから一切足を洗っていたため、internetから情報を得る事が出来ず、また稀な疑問であるため書籍もないため、色々な雑誌を読むしかなく膨大な時間と労力を費やしてしまった。でもおかげで、色々な事も学ぶ事ができた。正月、盆、明け六つ、暮れ六つ、江戸時代の人はとにかく良く働いた事を知り、自分に鞭を入れている毎日である。
 つまる所、僕は、一度学問的に疑問を持つと、とにかくしぶとい。そしてその特異とも言える計算能力で何でも解析してしまうのである。ピタゴラスの定理を風呂で考えていて、それを解いた時、浴場から素っ裸で飛び出しそうになり、その時初めて、ピタゴラスの気持ちが本当に解った気がした。手術および麻酔でも言える。合併症を徹底的に調べ尽くし、絶対安全と信じるまでは手を出さない姿勢が僕の信条である。
 じゃあ、女性の顔を触るのだから、芸術面やセンスは?これが全く I don't
know. 全く興味が湧かない。亡き父が絵を見せ、どう思うと聞かれた時、全くわからんと答えたら、お前は冷たい奴だと言われた言葉が今も忘れられない。前衛作家の絵画を見た時、愛しき我が娘、幸子が2歳頃に画いた絵の方が素敵であると感じた事は単なる親馬鹿だけであろうか。でも大丈夫!美には黄金比がある。これは学問であり、僕の得意分野である。昨今個性的な美が持て囃されているが、やはり基本は古典と考える僕をいかが判断されますか?


 平成29年は多くの手術と神経ブロックを行なわせて頂き、一重に患者各位の暖かな御支援の賜物と感謝致しております。
 さて人は痛い事が嫌いです。当院では、御相談だけされ、手術を御受けにならなかった方や、神経ブロックは所詮注射なのでいやだと仰られる方が少ないながらもやはりいらっしゃいます。その反面、多くの方は痛みの怖さを振り切り、手術および神経ブロックに同意されます。その決意に触れた時、その尊厳さに心打たれる気持ちになります。そして病状の改善や完治を迎えられた時、よく頑張って下さったと頭が下がる思いでおります。
 人は病気から治らなくてはいけません。そのためには手術や神経ブロックが絶対に必要になることがあります。その思いで日々努力しておりますが、何かお気づきな事が御座いましたら、御遠慮なく仰て頂ければ幸甚です。

 これまでの診療で得たものは、
“交感神経活動はブロック療法のみ治療可能である。”
“手術は芸術でなく、学問である。”    
                                      と言う事です。

 専門的治療が少しでも患者各位に恩恵をもたらすことができれば、
これに勝る幸いはないと思っている今日この頃です。

-English is available in April Clinic-

P.S. 私の診療のモットーは“会話”です。手術やブロック療法を行うにあたって、絶対に必要なものは“信頼”と考えております。しかし人と人とのふれあいの中では、疑問や不信がまま生じます。それを解決する手段は“会話”しかないと信じているからであります。したがって、一人あたりの診療時間が結構長く、スタッフからよくあんなくだらない話が続くものだと言われております。以前、全身麻酔中は患者との会話がおこりえない麻酔科に勤めておりましたので、会話に飢えているのかもしれませんね。

岐阜ペインクリニック卯月医院

学歴:
昭和56年3月 岐阜大学医学部卒業
職歴:
昭和56年4月 岐阜大学医学部麻酔学教室に入局する。入局後、岐阜大学医学部付属病院麻酔科での勤務を中心とし、関連病院への出向、国立小児病院への国内留学、東京女子医科大学での透析療法従事職員研修、および米国ボストン市タフツ大学医学部麻酔学教室への留学を行う。
平成 8年9月 美容外科・形成外科に従事する。
平成17年4月 卯月医院を開設する。
資格:
昭和59年 2月
昭和62年 2月
昭和62年10月
麻酔科標榜許可
麻酔指導医
岐阜大学にて医学博士の学位を受く

卯月医院 〒502-0803 岐阜市上土居一丁目7番2号 TEL 058-295-1219
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