岐阜ペインクリニック卯月医院
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院長  加藤 利政

 晩秋を迎え、銀杏御飯等食べながら、頑張って手術・神経ブロックに励んでおります。霜月なので、女性の顰蹙を買う事を承知の上で、あえて「おしも」の話を!
 大学4年生のこの時期は基礎から臨床の移行期で、毎土曜日の午後にある試験も途絶えがち。そんな時期に考え付くのはとってもお馬鹿な計画。それは・・・・一ヶ月間にポルノ映画を30本見ると言う奇妙奇天烈なプランであります。その頃柳ヶ瀬にその手の映画館が柳ヶ瀬と西柳ヶ瀬に一軒ずつ、3本立てで毎週全編更新、一本約1時間で計3時間強、とても平日の学校帰りでは見に行けず、半ドンの土曜と休みの日曜を利用する計画で、その月に土日が5回ずつあることが解っていましたから、3本×5回×2日=30本/月と可能であります。
 スタートは日曜日のお昼。バスで柳ヶ瀬へ行って、まず昼御飯、満腹になったところで映画館へ。全編見終わったら、もう夕方でその頃柳ヶ瀬にあったスーパーマーケットで買い物をしてから晩御飯、そして下宿へ。バス代を入れて1400円で遊べて、とっても満足、満足、気分はとってもハイテンション。このルンルン気分は次の土曜日まで続いて、世の中薔薇色、楽しく過ごせた一週間。で、とうとう来ました土曜日、大学の食堂でお昼を済まし、一路西柳ヶ瀬の映画館へ。そしてポルノの世界に全身ドップリ。晩御飯と買い物を済ましてから、足取り軽く下宿へ。翌日曜日も絶好調、昼から体は柳ヶ瀬の映画館の椅子の中、桃色の世界にゾッコン。ここまで計9本。「楽勝、楽勝、30本なんて軽い、軽い。」と、妄想の世界に浸りっぱなし、気分も最高、頭の中はピンク一色。更なる一週間、幸せ!!!
 またまた迎えた次の土曜日、躊躇うことなく足は西柳ヶ瀬へ。切符を買って、さあ開始、ルンルルンルンルン。と、ところがです、胸があまり躍りません。なぜかと言うと、映画のストーリーになぜかのめり込んでいるのです。言うまでもないことですが、この手の映画メインテーマは女優の裸体であります。そして、費用も撮影期間も少ないのが特徴と聞いています。だから映画の内容は、他の物に比べていささか劣るのは当たり前、やはり裸体が全てで、これはとっても素晴らしい。でも映画全編裸体である訳がなく、衣装を付けての出演時間もかなり有り、そこに意味を求める事はナンセンス。でも何故かそこに注目しちゃったのですねえ。となると白けるのは当たり前、上演途中で居眠りなんてしていました。でも絡みのシーンになると、モヤッとした空気が何処ともなく流れてきて目が覚めるので、裸体は全部観る事ができ、まあ満足。しかし善く考えると、映画の内容など殆んど解らず、グラビアや雑誌を見ているのと同じ、時間の無駄と金の浪費。で、12本で敢え無く沈没、はいさようなら。結局、原因は女体を見続ける気力が薄れただけだろうとの結論で幕引き。でも惜しかったかもしれません、うまくいっていれば今頃ギネスブックの記録持ちかも。
 次は日本に帰国した後、赴任で大学を離れ、病院に勤め始めた頃の話であります。病院の諸先生方は「留学までしてなぜ病院へ?」と思われたのか、「先生、この後どうされるのですか?」と幾度も尋ねられました。最初は真面目に「研究中心でしたから臨床への復帰が、今の僕には必要なのです。」と答えていたのですが、「ジゴロになります。」と言ったところ、あまりに受けが良いのでこちらに返答を切り替え、ジゴロを色々調べてみました。
 ところが、これがとんでもない過酷な商売、一に体力、二に体力、三・四が無くって、五に体力って代物。ジゴロたるもの、女性にお金を貢いで頂かなくてはなりません。しかし生活費を一人の女性に託すのはこの御時世、無理。ですからある程度複数の契約が必要となります。勿論、御手当を頂くのですから、女性に誠心誠意、体力の尽きるまで尽くすのは当然であります。大事な床での御勤めは、必ず御相手の意識が天国で漂う迄行うのが礼儀だそうです。それも契約が複数なのでほぼ毎日。でも「女性には月に一度の御休みが有るので、休憩が取れる。」と言う質問が来そうですが、高収入を求めての仕事探しは当然ですから、休日返上で新たな御奉仕が必須となります。つまり休みなし。結局こんな体力有る訳がないとあっさりギブアップしてしまった為、ジゴロの経歴を僕の履歴書に載せる事はできませんでした。嗚呼残念無念。
 「まあ、下らない人。」ととっくに顰蹙は買ってしまったでしょうが、敢えて少しだけ弁明をさせて頂きたい。ポルノ女優ですから当たり前と言えば当たり前なのですが、彼女達の裸体は本当に奇麗でした。僕の脳は計算力に富んでいますが、美的感性が今一つ。顔面には美の黄金比があるので、デザインにこれを応用すれば問題なし、後は手術だけ。ところが、躯幹と四肢にはこれが有りません。でもあれだけ結構な数のとても美しいヌードを映画で鑑賞した御蔭で、なんとなく頭の中にルノワールの裸婦のように残っており、美容外科時代に結構役立ちました。
 更にジゴロの研究の際、体力を温存して技で勝負する方法もあるのではと考え、調べてみた結果色々見つけました。僕はとても真面目な人間なので、その技の実証を示すべく、統計学的に必要な最低6例に試すような非倫理性を持ち合わせておりません。したがって、残念ながら御報告できないのですが、これを学問として考えるならば、一理有る物と確信しております。真理を追究したいあなた、いかがですか、僕との実験。さて襟を正して行儀良く。


 平成29年度は多くの手術と神経ブロックを行なわせて頂き、一重に患者各位の暖かな御支援の賜物と感謝致しております。
 さて人は痛い事が嫌いです。当院では、御相談だけされ、手術を御受けにならなかった方や、神経ブロックは所詮注射なのでいやだと仰られる方が少ないながらもやはりいらっしゃいます。その反面、多くの方は痛みの怖さを振り切り、手術および神経ブロックに同意されます。その決意に触れた時、その尊厳さに心打たれる気持ちになります。そして病状の改善や完治を迎えられた時、よく頑張って下さったと頭が下がる思いでおります。
 人は病気から治らなくてはいけません。そのためには手術や神経ブロックが絶対に必要になることがあります。その思いで日々努力しておりますが、何かお気づきな事が御座いましたら、御遠慮なく仰て頂ければ幸甚です。

 これまでの診療で得たものは、
“交感神経活動はブロック療法のみ治療可能である。”
“手術は芸術でなく、学問である。”    
                                      と言う事です。

 専門的治療が少しでも患者各位に恩恵をもたらすことができれば、
これに勝る幸いはないと思っている今日この頃です。

-English is available in April Clinic-

P.S. 私の診療のモットーは“会話”です。手術やブロック療法を行うにあたって、絶対に必要なものは“信頼”と考えております。しかし人と人とのふれあいの中では、疑問や不信がまま生じます。それを解決する手段は“会話”しかないと信じているからであります。したがって、一人あたりの診療時間が結構長く、スタッフからよくあんなくだらない話が続くものだと言われております。以前、全身麻酔中は患者との会話がおこりえない麻酔科に勤めておりましたので、会話に飢えているのかもしれませんね。

岐阜ペインクリニック卯月医院

学歴:
昭和56年3月 岐阜大学医学部卒業
職歴:
昭和56年4月 岐阜大学医学部麻酔学教室に入局する。入局後、岐阜大学医学部付属病院麻酔科での勤務を中心とし、関連病院への出向、国立小児病院への国内留学、東京女子医科大学での透析療法従事職員研修、および米国ボストン市タフツ大学医学部麻酔学教室への留学を行う。
平成 8年9月 美容外科・形成外科に従事する。
平成17年4月 卯月医院を開設する。
資格:
昭和59年 2月
昭和62年 2月
昭和62年10月
麻酔科標榜許可
麻酔指導医
岐阜大学にて医学博士の学位を受く

卯月医院 〒502-0803 岐阜市上土居一丁目7番2号 TEL 058-295-1219
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