岐阜ペインクリニック卯月医院
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院長  加藤 利政

 この時期はお酒を頂く機会が多いですよね。特にお正月はこの勤勉な日本人が朝から酒を飲んだって誰も気にせず、全くの無礼講。お酒を嗜む事が好きな僕にとっては正にウハウハな時期であります。しかし正直に言うと、僕は酒を嗜むビッグイヴェントである“新年会”のような所謂宴会があまり得意ではありません。その訳は→→→→何処の席でも説教をたれる馬鹿野郎がいるからであります。見るのも不愉快極まりなし、何故あんな下劣なマネをするのか全く解りません。僕が恩師や上司に同席させて頂いても、一切仕事の話はなく、極めてサッパリ、「嗚呼美味しかった。」であります。
 ところで、岐阜市には“三師会”と言うものが有り、岐阜市医師会、岐阜市歯科医師会および岐阜市薬剤師会が“新年互礼会”と称して、岐阜市役所の関連部門をお招きして、皆で酒を飲み、互いにちょいとヨイショいたしております。なにせ市長もお見えになるし、翌日の新聞にも掲載されるなど、まあ立派な宴会であります。僕も岐阜市医師会の一員なのでお招きを頂きます。開業した頃は「新参者なのでこの会は顔見世興行、石の上にも三年でなくて五年。」と決めて、不承不承に参加しておりました。最初は緊張して良く解らなかったのですが、慣れてくるに従って色々観えてきました。まず僕のような年頃からかなりの御高齢の方までの宴会である事。次に会長・理事と言った役付きから一般の会員まで一堂に会する事。そして最後に各部門間でも交流があるのは役付きの方であり、まして四部門間ともなると上座の会長・市長に限られているのではないかと思われる程。つまり僕にとっては当たり全体全くの他人の集団。隣に歯科医や薬剤師が座ろうものなら、仕事の話なぞ全く出ようはずもなく、世間話のみ。これって最高の宴会ではないでしょうか。酒と肴を楽しみつつ、互いに尊敬しているので、リラックス度満載です。で、ガンガン飲んで、帰りはいつもヘベレケ。さて今年も行かなくっちゃ、ルンルン。
 僕の母親はおせちを毎年作っておりました。で、正月の三食と言えば、焼かない角餅・もち菜・すましの雑煮とおせち料理、おやつに焼餅と蜜柑。このパターンは無くなるまで延々続きました。そして最後まで残るのが人気にないある種のおせち。母はお重を出してきて、「必ず一箸つけなさい。」と一言。これには参りました。だって人気がないから残っているので、誰も食べようとしない料理を母と姉と僕で解決しようと図っていたのかもしれませんが、やっぱり食べたくない料理が一口とはいえ延々続くと、もう見たくもなくなるのは当たり前。したがってあまりおせち料理は得意でありませんでした。
 ところが、ある新年互礼会で八寸におせち料理が出ました。それは黒豆二つを松葉に刺した物、里芋をきれいに剥いて白醤油で煮た物、蓮根の膾、イクラ、カズノコ、蒲鉾、子持ち昆布、クワイ、栗、鰆の西京焼、田作り等々がほんの一口サイズの大きさで八寸にもられており、もう肴にぴったりで、酒が弾みました。
 年末に講演会でホテルに行くと、おせち料理の予約がされており、御値はだいたい一重が一万円。おせち料理に目覚める前の僕にとっては全くの高値の星、何故こんな物をあんな御値で買う人の気が解らんとまで思っていたのですが、先の席で目覚めてからはなかなかの一品であると考えるようになりました。つあまりおせち料理を常備菜と考えるのでなく、酒飲みなら酒の肴とか、お酒を嗜まれない方なら祝膳とか、とにかく一回限りで済ますようにしたら良いのではと考えております。即ちまず本家でひとつ求めておきます。今は核家族化していますから、子供達が本家に泊まっても一泊二日が原則でしょう。集まる家族の数で分配し、本家で食べるのなら一皿ずつに盛り、家族が自宅で頂くのであれば家族分容器に入れて御土産として渡します。これなら奥様も楽だし、家族もまた来年来てくれる事請け合いです。家族十人なら一人千円程度、まあ正月の事ですから腹も痛まないでしょう。いかがでしょうか、僕のアイデアは。さて襟を正して行儀良く。


 平成31年度は多くの手術と神経ブロックを行なわせて頂き、一重に患者各位の暖かな御支援の賜物と感謝致しております。
 さて人は痛い事が嫌いです。当院では、御相談だけされ、手術を御受けにならなかった方や、神経ブロックは所詮注射なのでいやだと仰られる方が少ないながらもやはりいらっしゃいます。その反面、多くの方は痛みの怖さを振り切り、手術および神経ブロックに同意されます。その決意に触れた時、その尊厳さに心打たれる気持ちになります。そして病状の改善や完治を迎えられた時、よく頑張って下さったと頭が下がる思いでおります。
 人は病気から治らなくてはいけません。そのためには手術や神経ブロックが絶対に必要になることがあります。その思いで日々努力しておりますが、何かお気づきな事が御座いましたら、御遠慮なく仰て頂ければ幸甚です。

 これまでの診療で得たものは、
“交感神経活動はブロック療法のみ治療可能である。”
“手術は芸術でなく、学問である。”    
                                      と言う事です。

 専門的治療が少しでも患者各位に恩恵をもたらすことができれば、
これに勝る幸いはないと思っている今日この頃です。

-English is available in April Clinic-

P.S. 私の診療のモットーは“会話”です。手術やブロック療法を行うにあたって、絶対に必要なものは“信頼”と考えております。しかし人と人とのふれあいの中では、疑問や不信がまま生じます。それを解決する手段は“会話”しかないと信じているからであります。したがって、一人あたりの診療時間が結構長く、スタッフからよくあんなくだらない話が続くものだと言われております。以前、全身麻酔中は患者との会話がおこりえない麻酔科に勤めておりましたので、会話に飢えているのかもしれませんね。

岐阜ペインクリニック卯月医院

学歴:
昭和56年3月 岐阜大学医学部卒業
職歴:
昭和56年4月 岐阜大学医学部麻酔学教室に入局する。入局後、岐阜大学医学部付属病院麻酔科での勤務を中心とし、関連病院への出向、国立小児病院への国内留学、東京女子医科大学での透析療法従事職員研修、および米国ボストン市タフツ大学医学部麻酔学教室への留学を行う。
平成 8年9月 美容外科・形成外科に従事する。
平成17年4月 卯月医院を開設する。
資格:
昭和59年 2月
昭和62年 2月
昭和62年10月
麻酔科標榜許可
麻酔指導医
岐阜大学にて医学博士の学位を受く

卯月医院 〒502-0803 岐阜市上土居一丁目7番2号 TEL 058-295-1219
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