岐阜ペインクリニック卯月医院
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院長  加藤 利政

 僕は開院14年目中の今、頑張っております。良い手術や上手な神経ブロックを供給したいからです。もっともっと上手くなりたい。上手くなって、手術と神経ブロックを受けて頂いている患者各位にもっと喜んで頂きたい・・・なんて考えながら酒を嗜んでいると、時に何故か教科書を読みながらでも、別の世界に思考回路が変化してしまいます。まあ、モチベィションに免じてOK!ってとこでしょうか?さてさて、今回も始まりは高邁な出発点から、旬の鰹のたたきとぬる燗で、この季節に増える病気へと進路変更・・・

 映画で“小雪”が熱演した“お岩様”、あれは三叉神経第一枝の眼神経領域に発症した帯状疱疹と考えております。年の頃もピッタリだし、なにより片側性であり、角膜混濁を伴った皮疹の跡などが如実に物語っています。でも“小雪ちゃん”は痛みを訴えておりません。御若かったためと考えられますが、帯状疱疹後神経痛に移行しなかったのです。翻って御高齢の帯状疱疹は容易に帯状疱疹後神経痛に移行しやすいと言えます。帯状疱疹に罹ると痛いのでまず内科を、次に皮疹が生じる第1〜2病日からは皮膚科を受診されます。鎮痛薬と抗ヴィールス薬が処方されるはずで、痛みがなくなれば良いのですが、痛みが取れず、そのまま放置されて帯状疱疹後神経痛に移行してしまう方が御高齢には多いのです。こうなったらもうJinでも、ジェネラルルージュでも、龍太郎でも、ブラックジャックでも治す事は無理でしょう。(彼等は天才なので、不可能な事はないと思いますが、文章が続かないのでこうしちゃいました・・・)。もともと帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛は麻酔科の領域なのですから!一日でも早い麻酔科への受診、それこそが明るい未来を確約します。
 数多くの症例を見てきた僕自身帯状疱疹には絶対罹りたくありません。アメリカでは帯状疱疹後神経痛で自殺する方も報告されている位なのですから。でも僕は大丈夫!頻回に帯状疱疹の患者を診察させて頂いているので、細胞免疫の賦活度が一般の方とも“小雪ちゃん”とも違い、桁はずれな筈ですから。

 平成29年は多くの手術と神経ブロックを行なわせて頂き、一重に患者各位の暖かな御支援の賜物と感謝致しております。
 さて人は痛い事が嫌いです。当院では、御相談だけされ、手術を御受けにならなかった方や、神経ブロックは所詮注射なのでいやだと仰られる方が少ないながらもやはりいらっしゃいます。その反面、多くの方は痛みの怖さを振り切り、手術および神経ブロックに同意されます。その決意に触れた時、その尊厳さに心打たれる気持ちになります。そして病状の改善や完治を迎えられた時、よく頑張って下さったと頭が下がる思いでおります。
 人は病気から治らなくてはいけません。そのためには手術や神経ブロックが絶対に必要になることがあります。その思いで日々努力しておりますが、何かお気づきな事が御座いましたら、御遠慮なく仰て頂ければ幸甚です。

 これまでの診療で得たものは、
“交感神経活動はブロック療法のみ治療可能である。”
“手術は芸術でなく、学問である。”    
                                      と言う事です。

 専門的治療が少しでも患者各位に恩恵をもたらすことができれば、
これに勝る幸いはないと思っている今日この頃です。

-English is available in April Clinic-

P.S. 私の診療のモットーは“会話”です。手術やブロック療法を行うにあたって、絶対に必要なものは“信頼”と考えております。しかし人と人とのふれあいの中では、疑問や不信がまま生じます。それを解決する手段は“会話”しかないと信じているからであります。したがって、一人あたりの診療時間が結構長く、スタッフからよくあんなくだらない話が続くものだと言われております。以前、全身麻酔中は患者との会話がおこりえない麻酔科に勤めておりましたので、会話に飢えているのかもしれませんね。

岐阜ペインクリニック卯月医院

学歴:
昭和56年3月 岐阜大学医学部卒業
職歴:
昭和56年4月 岐阜大学医学部麻酔学教室に入局する。入局後、岐阜大学医学部付属病院麻酔科での勤務を中心とし、関連病院への出向、国立小児病院への国内留学、東京女子医科大学での透析療法従事職員研修、および米国ボストン市タフツ大学医学部麻酔学教室への留学を行う。
平成 8年9月 美容外科・形成外科に従事する。
平成17年4月 卯月医院を開設する。
資格:
昭和59年 2月
昭和62年 2月
昭和62年10月
麻酔科標榜許可
麻酔指導医
岐阜大学にて医学博士の学位を受く

卯月医院 〒502-0803 岐阜市上土居一丁目7番2号 TEL 058-295-1219
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